【転載記事】JVAインバウンド情報(5DEC16/NO.8)

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【提携旅行会社JVAメルマガより転載】

 

 

□◆今日のつぶやき◆□

APEXグループ内だけに贈る日本インバウンドのメルマガです。8号目とあいなりました。

ニュースをみていたら、「IR法案」いわゆる「カジノ法案」が参議院本会議で可決され、いよいよ本格化するようです。この法案には、ギャンブル依存症への恐れから多くの反対意見が投じられましたが、結局成立しそうです。日本には老若男女アクセスフリーなパチンコ屋さんが全国に1万件もあるそうで、依存による自殺者は年間3000人とも1万人とも言われており、日本人はギャンブルへの嫌悪感が強いのでしょう。

本来IRは、カジノのみならず、ホテル、劇場、パーク、ミュージアム、MICE施設などを一つの区域に含む統合施設だそうで、クールジャパン・ビジットジャパン戦略の推進が本来の目的だそうです。
日本のどこにできるかというと、今のところ大阪、横浜、沖縄などが有力候補地だとか。

結果はどう転ぶかはわかりませんが、昭和60年代に施行されたリゾート法(総合保養地域整備法)により日本全国にゴルフ場ができまくり、環境破壊や地域振興につながらないとして大変な批判を受けたことと重なって思い出されます。あんなふうにならないように、今度はうまく計画・運用してほしいものです。(石川)

 

 
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◆今日のつぶやき………カジノ法案、いよいよ本格化!
■今日のネタ……………年に一度のお目見え!おせち料理の豆知識
■次回のネタ(予告)…来年のことは来年考えます~

 

 

■今日のネタ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・………

◎1年に一度しかお目見えしないおせち料理についての豆知識

osechi

12月も半ばですね。2016年もそろそろ締めくくりのときを迎えようとしています。この季節になると、お正月はどう過ごそうかとか、実家に何を手土産に持っていこうかなどなど年越しのことを考え始めたりします。

さて、一昔前まではおせち料理は家で作るものでしたら、年末の主婦は大忙しでしたが、最近はネット通販やデパ地下で有名レストランやホテルのおせちが手軽に手に入るようになったこともあり、おせちという古くからある日本の食文化が復活したような気がします。

おせちの内容は、全部そろえると20~30品目にものぼりますが、それぞれにおめでたい意味やいわれがあります。代表的なものをご紹介します。
★黒豆…黒く日焼けするほどマメに、勤勉に働けるように
★数の子…卵の数が多いことから子孫繁栄を願う縁起物
★田づくり… 片口イワシの稚魚を干して飴炊きにしたもの。五穀豊穣への願い
★叩きごぼう…ごぼうは地中に深く根ざすので、家の基礎が堅牢であれとの願い
★かまぼこ… 紅白、松竹梅の柄などでおめでたさを表す。赤は魔除け、白は清浄の意味も
★伊達巻き… 形が巻物に似ているため、学問や習い事の成就を願いが込められている
★きんとん… 漢字では「金団」。黄金にたとえて金運を呼ぶ縁起物。
★紅白なます… 水引をかたどっているとされ、平安や平和を願う。
★鯛の姿焼き …お祝い事の定番。「めでたい」の語呂合わせの他、恵比寿様が持つ魚でもある
★鰤の照り焼き…ブリは出世魚。立身出世を願う縁起物。
★車海老艶煮…茹でるとお年寄りのように腰が曲がることから、長寿でいられるようにという願いが込めて
★煮蛤… 左右の貝がピッタリ合うのは一つしかないことから、夫婦円満の象徴
★昆布巻き… 「よろこぶ」に通ずるとして、縁起が良いとされる。また「子生」と書いて子孫繁栄の願いを込めることも。
★筑前煮…レンコンは穴があいていることから将来の見通しがきく一年を祈願、サトイモは小芋をたくさんつけることから子宝に恵まれるようにとの願いが込められている。

 
このお料理の数々を、重箱に詰めるのが一般的ですが、これにも幸せを重ねるという意味が込められています。三段や五段もありますが、正式な段数は四段で、完全な数を表す「三」の上にもう一段重ねた数だそうです。上から「一の重」「二の重」「三の重」「与の重(四は死を連想させて縁起が良くないとされるため)」と呼び、何番目のお重に何を詰めるかが決まっています。

 

また調理には、砂糖や水あめなどの甘味料たっぷり使い、日持ちをよくします。女性に正月三が日は休んでもらおうという意味にプラスしてもう一つ、「火の神である荒神を怒らせないために正月に火を使わない」という平安後期からの風習のためだそうです。

 

我が家でも私の小さいころはおせち料理を手作りしていました。伊達巻だけ集中的につまみ食いをして怒られた記憶が・・・
家庭の味だったおせち料理もいまは便利な世の中になり、旅行中にホテルやレストランで楽しめます。この時期しかお目見えしない日本の伝統的な食文化。それぞれに意味が込められているのを知りながら一品一品味見するのも楽しいものです。ちょうどよく年始に日本滞在する旅行者にはぜひおすすめしてみてください。

 

 

 

■次回のネタ(予告)━━━━━━━━━━━━━━━━━・‥………

◎書く書くと宣言してましたベトナム2WAYですが、一旦やめました。
次回号はおそらく年始になりますので、仕切りなおしということで
あらためて考えます(予告になってませんが・・・)

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